美しいものは悲しい?
今、フルートでEnescoという人の Cantabile et Prestoという曲を練習しています。途中美しい旋律があり ff と書いてあるので思い切って吹けるだけ大きな音で吹いたら、師匠からそれはいけません、と言われました。フルートの高音域はよく聞こえるのでmf くらいでいいそうです。なんでも、ある美学では「本当に美しいものは悲しい」という認識があるんだそうすね。そこはあまり明るく楽しく吹いてはいけない、ということでした。「美しいものは悲しい」というのは絵でも同じですよね、と言われてマネやモネなどフランスの画家の絵を挙げてくれました。美しい曲を聴いて感動して涙が出そうになるのは、そういうことなんですね。
いろいろ思い当たることがありました。
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