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2007年2月 7日 (水)

新大阪駅地下街にて

 出張で大阪に来ました。新幹線の駅を降りて地下鉄の駅に向かう途中で、鞄の出店を見つけました。千円均一の鞄がいくつか置いてあり、そのうちの一つが丁度自分に便利な形をしていたので、買い求めました。お金を払ってから、手に持っていた荷物をその鞄に移してファスナーを閉めようとしたら、壊れていて、閉まりません。そこで、出店の男にこれここが壊れてるけど、同じのはな~い?と聞いて返したところ、探してくれましたが、やっぱりありません、と言います。じゃあ、残念だけど、と言ってお金を返して貰ってしばらくほかにいい鞄はないかと見回していたところ、その男が「お客さん、申し訳ないから、これ差し上げます。まあ、一日くらい、役に立つでしょう。」と言うのです。そこで、さっと「いや、結構です。」と言えないのが私の弱いところで、貧乏性のなせるわざか、「あ、そうお?」といって貰ってしまいました。「しまらない」話です。

 ところで、その出店の張り紙に、「難しいことは聞かないでください。」と書いてありました。横浜の人間には関西のニュアンスがよく分からないですが、「ということは、そこに置いてある商品の出所などは聞いてはいけない、ということかな?」などと思った次第。しかし、余計な深読みは避けたいと思います。

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コメント

最後にはちょっとした売買トラブルの話になるのかなと、ドキドキしながら読みましたが、いい話だったのでホッとしました。

>貧乏性のなせるわざか、「あ、そうお?」といって貰ってしまいました。「しまらない」話です。

いやいやいや。
それも「ならでは」のコミュニケーション術です。私もついつい勇気が出ずに「堅苦しい」距離感を相手との間に作ってしまうコトが多いので、こういうエピソードはむしろ羨ましくもあります。
もっとも、大阪のおじさんには「普通」にみえただけかもしれませんがねぇ(笑)。

投稿: かぼ | 2007年2月20日 (火) 17時14分

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